「あやや舞台「すけだち」にすけだち?」

昨日の続き。
夜公演を観劇する。
新宿コマ劇場・・・・・1年ぶりになるか。
去年の新宿コマ劇場の前は一面ヲタだらけだったけど、今年はどうかなと思ったらそうでもなかった。
まあいつもの歌舞伎町といった感じ。
亜弥ヲタの知り合いと合流し、チケットを受け取る。
開演20分ぐらい前になったのでコマ劇場に突入。
会場内はいやぁ何もかも懐かしいって感じw
あまり時間がないので自分の座席に移動。
最初で最後の舞台観劇はこの席。
3列80番台
最初で最後なのにこの席(笑)
会場内を見渡してみると大体8割強の客の入り。
女性の割合がだいたい半分ぐらいかな・・・・・結構多くてビックリした。
始まる前に注意事項のアナウンス・・・・・宮川さんがおもしろおかしくやっていた。
あややがこれをやるっていうのもおもしろいかも。


分かりづらいストーリーだっていうのは聞いていたけどそれ以外は予備知識なし。
ちょっと不安。
開演。。。。。
パンフを購入しなかったので正確ではないかもしれないけどおいらの解釈も含めてこんな感じなのかなと思う。
(解釈が間違えていた場合はご容赦を・・・・)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ある星(忘れた)が独裁者ハーデス(宮川さん)の悪政に苦しんでいる。
食べ物も満足にない状態で民が革命を起こしハーデスを倒そうと計画をする。
革命を成功させるためには強力な救世主が必要ということで、その救世主を探しに地球にやってくる。
とある家(中条信之助の家)に救世主を探しにやってきた宇宙人はテレビで放送されていた「鎖鎌戦士ザクザクムーン」と時代劇を偶然見て、
それを救世主と勘違いしてしまう。


人気アイドル神崎ひかる(あやや・・・役名の名前は漢字だっけ?)はスタジオで「鎖鎌戦士ザクザクムーン」の収録中。
一方、時代劇俳優である中条信之助(筧さん・・・・・確かこんな役名だったような)は時代劇を同様にスタジオで収録していた。
それぞれに宇宙人が接触し、助っ人に来てほしいと懇願されるも意味が理解できないまま遠い場所でのロケと2人は勘違いをし、宇宙人と
同行してしまう。
星に辿り着き、そこで2人は始めて戦闘に巻き込まれる。
なんとか撃退するもこの戦闘が芝居ではなく本当の戦いと分かると事の重大さにようやく気づく。


独裁者ハーデスは自分の身が危ないと知るや救世主を倒すものを地球に行って探すように部下に命じ、スパイからの情報で救世主の弱点が
地球にいるのでそれを連れてこさせるよう命令をする。
人気アイドル神崎ひかるのライバル?である○○桃子(時東さん・・・・役名の苗字を忘れたけど
名前は覚えていたw)はドラマの収録中。
ハーデスの部下は2人の救世主を倒すべく○○桃子を強制的に星に連れて行く。
救世主の一人、中条信之助の息子を人質として星に連行する。


中条信之助は俳優の仕事ばかりで家族に目を一切向けなかった父親。
神崎ひかるはというとこちらも家庭環境に問題がある。
父親が金を持ち出して失踪してしまったため、その借金を返済するために母親が苦労している。
なのでひかるは父親の事を嫌っている。
中条の父親として何もしてあげれなかった家族に今度は逃げずに向き合いたいから地球に返してくれとレジスタンスに懇願する。
神崎ひかるも母親に会うために地球に返してくれと懇願するんだが・・・・・。
その中条信之助のやり取りを見ていた神崎ひかるは自分の父親の姿と中条信之助の姿をダブらせて激しく中条信之助を攻めたてる。


そんなことをしている内にハーデスの攻勢。
ハーデスの手によってスパイが処刑され、その亡骸のそばに中条信之助の息子を人質としている証拠を発見した2人は息子を助けるという
目的を得てようやく戦いに本腰を入れる。
息子を助けに行くのを遮る○○桃子。曼珠沙華の花によって洗脳されている。
多大な犠牲のおかげで○○桃子を退け、なんとかハーデスの元に辿り着くがそこに現れたのは
同じく曼珠沙華の花によって洗脳された中条信之助の息子。
中条信之助の熱意によって息子の洗脳が解ける。
そんな中条信之助の息子に対する姿を見ることで神埼ひかるもようやく母親から逃げていたと悟る。
これによって神崎ひかるも父親の呪縛から解放され、あんなに父親の姿をダブらせて嫌っていた中条信之助を受け入れて3人で地球に
帰ることを誓う。
ようやくハーデスとの対決になるも圧倒的な力で2人を攻撃する。
最終兵器と合体してハーデスは2人を攻撃しようとするが・・・・ハーデスの背中に剣を突き立てる女性。
ハーデスに曼珠沙華の花を使っていろいろ操っていたのは前王の一人娘だったことが判明する。
この一人娘によってハーデスは絶命。
そして前王の一人娘もこの世を去る。
これによって独裁者とそれを操っていた者もいなくなったことでお役御免となる2人。
しかしまだ最終兵器が残っている。
こいつを止めなければこの星に平和がこないと分かるや中条信之助が地球に戻らず最終兵器と戦う。
神崎ひかるも地球に戻らず一緒に戦うと中条信之助に言うが拒まれ、嫌々地球に戻ることになる。


その後どうなったのか分からない・・・・・ただ、中条信之助は多分生きていないだろう。
汽車?に中条信之助は乗っている。
その汽車に神崎ひかるも乗車する。汽車?の車掌は2人を星に連れて行った宇宙人。
南十字星で汽車?は停車し、そこで中条信之助は下車をする。
神崎ひかるも下車しようとするが降りられない。
天国行きの切符を持っているのに・・・・・。
南十字星は天国であり、生きている人は当然行くことができないから・・・・・(これで合っているかな?)
息子に父は南十字星という天国にいることを知らせほしいと神崎ひかるに伝えたかったようだ。
それを理解した神崎ひかるは地球に戻った後、宇宙人のUFOが落ちた現場でその息子と母親にそのことを伝える。
何事にも中条信之助のように逃げずに現実を見つめて生きていけば最終的には南十字星という天国に辿り着けるということを・・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ざっと書いてみたけどこんな感じかな。。。。。
最後のシーンが自分の解釈で合っているのか自信がない。
もう1公演観れば分かったんじゃないかと思うがこればかりはしょうがないか・・・。
ストーリーは分かりづらいとは聞いていたけどそうでもなかった。
単純な方だと思う。
ただ、展開がコロコロ変わるのでこのシーンは何なのかを理解するのに時間がかかった。
それが原因で分かりづらいという感想が多かったのではないかと思う。


あと残念なのが1部の最後のシーンと2部の後半の一番盛り上がらないといけないシーンがなんか力不足のような気がする。
演出なのかな・・・・なんかグッとくるものが伝わってこなかった。
観ていた位置が悪いのかなんなのか分からんけどこれはちょっとね・・・・・1部もこれで終わりなの?って拍子抜けした。
2部もあまりに展開が早いのでもう一展開あったらよかったんじゃないかと思ったりした。


出演者に関して・・・・。
あややはほとんど出ずっぱり。
衣装は最初のシーンも含めると2パターンかな。
でもほとんどがザクザクムーンの白い衣装。
結構ボディーラインがはっきり分かるのでおいらの座席からだといろいろ堪能できました(汗)
そんな衣装で殺陣をするのよ。
しかし、記者会見の時の衣装ってなんだったんだろ?
殺陣は動きが大きいし、激しいので綺麗ではない。
まあしょうがないかなこればかりは。
台詞を飛ばすこともなく本当によかったと思う(ちょっとドキドキしながら観ていたんだけど(笑))
ただ、残念なのは感情が高ぶった時の台詞が早口で聞き取れなかった。
これに関してはリボンの騎士の時もミキティがそうだった。
何を言っているのか聞き取れないって致命的なので本当に残念。
歌に関しては本当に素晴らしい。
正面で観たかった・・・・・。


筧さんの容姿はテレビのまんまって感じ。
殺陣は綺麗だし、長台詞をしっかり言えて感情も込められるってこの人って凄いなと改めて実感した。
あややとデュエットをしているが・・・・歌はまあまあかな。


宮川さんが芝居を出来るというのに驚いた。
それと宮川さんの笑いはいいアクセントになっていたかなと思う。
シリアスなシーンからいきなり笑いになるあれがなんか好き。
笑わせてもらいました。


時東さんは・・・・・。
芝居をしているのかと言われると・・・・・ん〜〜と考えてしまう。
歌も・・・・・・。
稽古が足らないのかどうか分からんけどもう少し努力が必要かなと思う。


ギャル曽根さんは時東さんに比べると・・・・・・もっとん〜〜と考えてしまう。
はっきり言ってストーリーにはあまり絡まない。
それがなんか微妙だった。。。。。


それ以外の役者さんは・・・・・・力不足なのかどうなのか筧さんが凄いのでその実力差が出来てしまったのでイマイチ全体的に
ぼやけてしまったような感じがした。
なので1公演しか観ていないからかもしれないけどあまり記憶にない。
それが残念。
脇役の人でもある程度、力のある人がやらないと微妙なものになるというのが良く分かった舞台だった。


出演者に一切興味のない人に勧めることができる舞台かと言えばちょっと難しい。
ただ、観るんだったら2回観たほうがいいと思われる。
1回目は正面であややと筧さんの芝居を中心に観て、2回目は上手か下手の方でストーリーと正面では分からなかったと思われる動きを観れば
ほとんど舞台に関して把握できるかな。
もう千秋楽が終わっているだろうからこんなことを書く意味はないのかもしれないけどね。
というのがおいらの舞台「すけだち」を観劇した感想ですた。