「明治座NEO時代劇 HAKANA〜「いとしの儚」より〜初日公演」

雨風強かったけど初日行ってきたよ。
花束を持っていっていたこともありそれを雨風から守るべく戦いながら明治座に向かう。
これからミキティに渡す花束だもん。
大事なものだから慎重になりすぎて乗る予定だった電車に乗れなかったり苦労したさ。
なんとか明治座に到着して知り合いと合流していざ会場内に。


明治座は初めて行く会場。
どこに花束を渡せばいいのか分からず・・・・とりあえずチケットをもぎる横にスタッフさんがいたので
藤本美貴さんに渡してほしいんですが」といった事を言うと渡してもらえるということでスタッフさんに渡した。
メッセージカードも一緒にね。
それとは別に手紙も書いておいたのでそれも渡した。
そのスタッフさんの後ろを見たけど何もない。。。。。
今日花を持ってきたの・・・・・・ひょっとしておいらだけ?
もしそうなら目立つというか目立ちすぎだろ(汗)
嬉しいような恥ずかしいような・・・・・なんだろうこの感じ。
気に入ってもらえたら嬉しいんだけど・・・・・。


エスカレータを上っていって3階に。
なんかおもしろい造りになっているんだな。
いろいろ売店があっておもしろい。
ミキティの写真も売っていた。買わなかったけど(汗)
プログラムが売っていたので買った。値段は2000円。
読み応えがある。
ちなみにプログラムは4階の売店でも購入できる。
それからプログラムを買った3階の売店に黒のTシャツが飾ってある。
その黒いTシャツにミキティがコメントをしているので見つけてみて。
ただし、以降の公演であるかどうかは不明なのでそこはご容赦を。


最初に知り合いが観る3階席に行って様子見。
今日、自分が座る席を確認したり、千秋楽に見る位置を確認したり・・・・・。
そろそろ開演の頃なので自分の席に向かう。
この公演の席はこんな感じ。
1階4列下手側
明治座は初めてだと上に書いたけど・・・・ステージまでが近い。近すぎる。
座席に座ると視界良好!
こりゃ・・・・灰になるぞ。マジで。
花道も近いしステージも近い・・・・・やっぱおいらが一番観たいと思っていた席だけはあるな(笑)
そんなこんなでようやく開演。


ネタバレがあるのでこれから舞台を観る方は注意してちょ!



ストーリーに関してはプログラムや明治座のブログなりで見れるのでそちらを参考にして下さい。
ただ、ストーリーも絡めないと何を書いているのか分からないかもしれないので多少、ストーリーも込みで
気になった点を書いていきたいと思う。
まずミキティがステージに現れるのは1部の1/3が過ぎた頃。
この現れ方がどうなるのか凄い興味があったの。
前作のこのHAKANAの時に主演だった井川遥さんの時もこのシーンで話題になった。
ミキティの後ろ姿がシルエットで見える・・・・・見えるが服を着ていない・・・・ように見える。
え?と思っていたら・・・・赤い布を纏うんだがミキティの右のふとももから下の足が見えた。
見えたけどボディースーツを着ていた。
やっぱさすがに全裸は無理だよな(笑)
なんだかホッとしているおいらがそこにいた(汗)
しかしここでも魂が出てくるのね。
リボンの騎士」の時もそうだったけど。
奪う立場が今回は与えられる立場・・・・・。
何か因縁でもあるのかな?


身体は大人の女性だが心は子供。
1部の前半はそんな子供のようなはしゃいでいる儚が見れる。
それが実に自然でよかった。
この1部で儚と鈴次郎がじゃれ合いながら花道を通ってくるわけだけど・・・・・。
ああ見えてミキティって子供っぽいところもあるからね(笑)
鈴次郎に飛び掛っておんぶしたり、くすぐりあったり・・・・・おいらと代わってくれ鈴次郎ってそんな感じだった。
それと「パイオツを揉んで」って言うシーンがあるんだが・・・・いやそれは・・・・・ミキティには・・・・・・。
それ以上は言えない(汗)
鈴次郎、おいらと代わってよ・・・・・・さっきからそればっか(汗)


女郎屋で女を求めて来た鈴次郎。
一緒に儚もいる。
行為を覗く儚が女郎の真似をしてこうすれば鈴次郎が喜ぶと思ってするんだがこれが無邪気にやっているので
ヤラシイという感じはしない。
このシーンぐらいから儚が泣くことが多くなる。
そんで鈴次郎を慰めるために・・・・儚が鈴次郎にキスをする・・・・・。
ふ〜ん。。。。。。
まあこういうシーンもあるわけだが(汗)


儚の夢は人間になって大好きな鈴次郎に抱かれること。
「人間になってやる・・・・。」と決意するものの運命とは皮肉なもの。
鈴次郎の仕打ちによって女郎になってしまう儚。
この夢を叶えるために必死に生きていく。
あれよあれよと評判が評判を呼び、「させず太夫」という花魁となる。
この花魁としてミキティが花道を通る。
よく時代劇での花魁の歩き方はしておらず普通に歩いてくる。
ここで残念なんだがもう少しゆっくり通っていってもいいんじゃないかな。
その姿を見せつけるように少しゆっくりでもいいと思うんだが。
ちょっとそこが残念だった。
これが2部の最初の方の話ね。


殿様が儚を求めてくるが機嫌を損ねて城に連れて行かれる。
危機一髪のところを鬼シゲに助けられる。
鬼シゲに助けてやってくれと依頼したのは鈴次郎。
助ける条件が鈴次郎が鬼になること。
それを知った儚だけど人間になることはできる。
できるが鈴次郎と一緒に暮らすということは不可能。
儚の夢が叶わないと絶望した儚は「抱いて」と鈴次郎に懇願。
ここでその行為のシーンになる。
ここもどうなるのか気になっていたところ。
結局そのシーンをする仕草をするわけなんだがそこを大量のスモークで隠すといった感じでやんわりと
した感じになっている。
まあこれもおいらの想定内のことだった。


最後のシーンはいいね。
水にならず沢山の花びらとなって鬼となる鈴次郎に別れを惜しんでいるような感じで包んでいく。
そこに現れる青鬼・・・・・・。
青鬼が持っているのは儚が紐にこよりを結びつけて何日経過したかを確認していたもの。
そう青鬼の正体が実は鈴次郎その人だった。
その儚が持っていたものをいとおしくしてこの舞台が終わる。
悲しいエンディングだが・・・・・・これが実にいい。
グッときて心にしみるの。
おいらの頭にはこのシーンが今も焼きついている。
この最後のシーンは是非とも見ていただきたい。


こんな感じで分かりますかね(汗)
ミキティ以外の出演されている役者さんでテレビで見たことのある方もいればそうでない方もいる。
だけどね全然力負けしていないのが凄いね。
松澤さんや村杉さんはさすがの存在感。
テレビのまんまって感じ。
それで鈴次郎を演じていた大口さん。
汗が顔から滴り落ちている状態でも鈴次郎に成り切っていた。
素晴らしい出来でした。
それと驚いたのがレーザーラモンHG、RGでおなじみの住谷さん、出渕さん。
正直に言いますが最初にキャストにお二人の名前があったのを見て大丈夫かなと思った。
だけどしっかり芝居をされていて驚いた。ちゃんとアクセントになっていましたから存在感は抜群。
住谷さんの「初日フォー」が近くで見れてよかった(笑)


最後に藤本美貴さん(笑)
お芝居に関してはガッタスがあったりしたわりにしっかりしたお芝居をしていてよかったと思います。
ミキティの一生懸命さが伝わってきたように思うんだがちょっと気になることもあった。
やっぱ感情が高ぶっている時の台詞が聞き取りづらいの。
リボンの騎士」の時も同様のことがあった。
それと儚を演じる上で泣く芝居が重要。
泣くシーンだけを見ると全然問題ない。
ただちょっと気になることもあるのでそれは明日2公演観て確認をしたい。
最後にカーテンコールがあったんだがコメントは一切なし。
出演者が横一列に並んで客席に向かっておじぎ。
緞帳が下りたが再度緞帳が上がる。
再び出演者が客席に向かっておじぎ。
ミキティだけは客席に手を振っている。
いい顔していたよ^^
いい笑顔だった。
この笑顔を見たいな。


今19日のAM6時(笑)
寝れないよ。
日記を書くにあたって舞台の内容を思い出していたら眠れなくなった。
今日もミキティを観に明治座に行く。
ミキティの風を感じてくるよ。