「仙台四郎物語〜福の神になった男〜6日夜の部」

観劇してきたさ。
久しぶりの明治座
本当は昨日更新しようと思っていたんだけど帰りの電車で電車遅延が発生して帰ってくるのが遅れて・・・・・。
ということでレポスタート♪


15時半ぐらいに明治座に到着。
到着をしたはいいが凄い人・人・人。
何?この人の数。
入場するために凄い人が並んでいる。
並んでいるのはほとんど年配の方たちばかり・・・・団体客かな?・・・会場を間違えたかと一瞬思ってしまったぐらい。
しばらく様子見をしていたけど列が解消しないので並んで入場することに。
チケットをもぎってもらってエスカレータで3階まで行く。
なんか緊張している(笑)
ドキドキしているのが自分でも分かる。
ミキティが見れると思うとなんか落ち着かんわ。
だって約半年ぶりだぞ・・・・・いろんな想い交錯している。
3階の見慣れたロビーを一周して何が売っているか見てみたらコロッケさんのグッズはあるもののミキティのグッズは無い・・・・・と思われる。
パンフは3階のロビーで売られていたけど・・・・・・パンフ1000円だっけ?
忘れた(滝汗)
あと前回みたいにミキティのコメントが書かれたTシャツは飾っていない。
それから3階の受付に行ってミキティ宛ての手紙を渡す。
手紙を渡し終わったところで自分の席に移動した。


この夜の部の席はこんな感じ。
1階9列ちょい下手側
この席は明治座の席とりくんで確保したもの。
多分舞台を観劇するにはちょうどいい位置だと思う。
ステージも近いし花道も近い。
これならお芝居がじっくり見れるだろう。
あかんね緊張がピークになっている。
本当に落ち着かん。。。。。グリースでもこんなに緊張していなかったのに。
マジでドキドキしているわ。
そんで開演。


ネタばれがあるのでこれから観劇する方は注意してちょ!


いきなりスクリーンらしきものに仙台四郎の画像(本物)が映され、そこに舞台タイトルが出てくる。
一瞬・・・・映画?って思っていたら映像が消え、花道のたもとで子供が騒いでいる。
すると仙台四郎を演じるコロッケさんが着物姿で花道を通って現れる。
なんかコロッケさんの姿が・・・・コントしているようにしか見えないんだが(汗)
その子供らに犬や猫、馬の鳴き真似をやれってからかわれている。
そんなところに現れるわけさ・・・・・ミキティ演じる「なお」が。
花道を通ってからかっていた子供を追っ払う。
おお〜着物にカツラ似合っているじゃん。
ブログの画像よりも実物はもっといい。
それと方言でしゃべっているよ・・・・・へぇ〜ちゃんと15歳に見えるじゃん(笑)
手紙に「じゅ、15歳・・・・・・いえいえ文句ありません」って書いたんだが・・・・・。
そんな出だしで始まる(汗)


この舞台は年代的には明治初頭の仙台という設定。
既に仙台四郎が店先を掃除していたりしていた頃の話しを1、2年ぐらいの話しとして掻い摘んで舞台にしたって感じになっている。
ストーリーを書いた方がいいかな?


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なおは老舗の呉服屋である大黒屋に奉公をしている女の子。
何かと四郎をかばったり世話をしてくれる。
一方、四郎はその大黒屋の店前を掃除していると「四郎馬鹿(シロバカ)」と疎まれて追い出される・・・・・。
この店の番頭と店主は仙台四郎の噂を信じていなかった。
店先を掃除したり水をまくとその店はその日商売繁盛になるって噂を。
いつものように団子屋の店先を掃除しようとするとそこのおかみさんが四郎のおばあさん?に瓜二つ。
以降幾度かこの団子屋さんに通うことに・・・・・おばあさん?に会いに。
突然四郎に別れを言うなお・・・・・・死んだら星になってまた会おうって・・・・・・・なおは自分が今後どうなるのか気付いていたんだろう。
なおの働いていた大黒屋が潰れてなおは女郎屋に売られていく・・・・・・潰れたのは四郎を疎んじたせいかそれは分からない。
四郎の噂を聞きつけた関西の米相場師が四郎を預からせてくれといい連れて行く。
米相場師は四郎を福の神と称して物品を売るということをしていて、岩田屋という女郎屋の店先で強引に商いを行っていた。
そこになおが連れて来られる・・・・・が四郎はそれを知らない。
あれから1年が経ちそれぞれが悲喜こもごもな人生を過ごしていた。
福の神の物品を商売したおかげで米相場師は商売繁盛して豪邸を手にする。
四郎は米相場師からいい扱いを受けていないということでお兄さんに連れ戻されお兄さんの家で過ごしていた。
なおは女郎となるが・・・・・吐血し肺の病気(多分肺結核だと思われ)に苦しんでいる状態。
なおが岩田屋にいると聞いて四郎が探しに現れるが死んだと言われてお墓を教えてもらう。
巷ではコロリ(コレラ)が流行しているにもかかわらずお墓に向かう。
そのお墓をお参りしていると団子屋さんのおかみさんが現れて人の娘の墓で何をしていると・・・・・。
いろいろ事情を聞いているとなおが死んだというのはウソだと分かった。
それと肺の病を患っているということを岩田屋で働いている女郎から聞いて助けに行こうとなるが・・・・・そこで火事が起きる。
火事は米相場師がもうけて購入したという豪邸から火が出て燃え広がる。
当然、豪邸は全焼・・・・・米相場師は全財産をなくす。
火事のどさくさに紛れてなおを助け出し、医者に見せるも・・・・・・すでに病状は悪化していて手遅れ。
コロリが流行っていて近づけないということで親戚縁者の安否確認依頼が療養所にひっきりなし。
四郎の兄嫁が安否確認に療養所に来るが忙しくて誰も行く人がいない・・・・・そこで四郎が確認に行くということに。
結局四郎1人で行かせるわけにはいかないと四郎と兄夫婦の3人で安否確認に行く。
その後、四郎やなおがどうなったのか・・・・・それは分からない。
最後に、四郎が、なおが、いろんな人が汽車に乗っている。
汽車が出る・・・・・・星空に向かって進んで行く。
・・・・・・星になって四郎となおは会っているのかな?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


こんな感じのストーリーなんだが・・・・・・・パンフを見て書いたわけでなくおいらの記憶していることをそのまま書いたので間違っていたらご容赦を。
最後はちょっとおいらの感じたことも踏まえて書いたので違うかもしれん。
そうだな〜ストーリーとしたら最後がちょっと弱い。
あっさりしすぎている。
この舞台は四郎がなんで福の神と呼ばれるのかってそこがメインだからしょうがないのかもね。
ハッピーエンドにしてしまうとそこが薄れてきてしまうから。
コロッケさん演じる仙台四郎知的障害者
障害者の方を演じるって難しいと思うけどちゃんと演じていて感心した。
たまにコミカルなところを入れていたりするが違和感は感じられなかった。
一緒に共演されている方はさすがだね。
しっかりしているから余計コミカルなコロッケさんが引き立つのよね。
このバランスが面白いと思う。
最後にミキティ
ミキティの出番は1幕目がメイン。
2幕目は四郎が岩田屋になおを探しに来るところでセリフがあるけどそれ以降は主に寝ていて雑炊を食べる時にセリフがある程度。
前にも書いたけどちゃんと15歳に見えるししっかりお芝居をしていると思う。
あとは感情をどう表情に出すかってそういう細かいところだけ注意すればいいんじゃないかって素人ながらに見ていた。
たとえば、四郎との別れのシーンだったり女郎屋に売られていくところなんかね。
同じ悲しいことだけど違いがあるからね。
別れの際に四郎には弱いところを見せたくないって気持ちだったり女郎屋に売られていく時はこれからどうなるんだろうっていう不安感もそこに
加味される。
そこまで追求する必要があるのか分からないけど難しいことだと思う。
だけど、それが表現できないと・・・・見ている側としてはどう悲しいんだってことが伝わらないと意味がないと思うのよ。
千秋楽でこういったところを改めて確認したいと思う。


次に第2部。
2部はコロッケさんのオンステージなんだがミキティのコーナーがちゃんと設けられている。
コロッケさん曰くこのオンステージは「マジメに見ないで下さい」だって(笑)
確かに・・・・マジメに見たら疲れると思う。
アホだな〜と思って見ていると楽(笑)
で、ミキティの出番は淡谷先生(笑)の後・・・・・2部の真ん中らへんで歌う。
歌うのは「置き手紙」、「遠い恋人」の2曲。
髪型は両サイドはストレートのままで後ろだけまとめているって感じ。
衣装は薄いピンクのロングドレス。
いやあ変わっていないわ・・・・・半年前と歌も何もかも。
もうね・・・・・いろいろな想いが交錯しておいらの頭の中はさあ大変(汗)
歌っている姿が見れて、歌が聞けて本当に感無量だった。
男は黙って藤本美貴だよなやっぱり(笑)
満足満足・・・・・。


歌い終わるとコロッケさんが現れて2人でトークをするんだが・・・・・・なんかミキティが遠くにいるように見えるんだが(滝汗)
「置き手紙」は堀内さんとの競作って話でコロッケさんが堀内さんの「置き手紙」の歌い方について話しをして真似したんだけど。
仕草も込みだが本当にうまかった。
特徴をちゃんと捉えていて凄いよ。
堀内さんは好き勝手歌うから一緒に歌うと大変ってミキティが言っていた。
コロッケさんにカバー曲とかも流行ってきているし、しっとりとした歌をこれからも歌っていって下さいって言われてた。
ミキティは「ハイ」って答えていたけど本当に歌ってほしいな。
それはおいらからもお願いしたい。
そんでミキティは下手側からステージを去っていく。


いい気分・・・・・だったけどそんな気分をコロッケさんの物真似がぐちゃぐちゃに・・・・・っていうのは冗談で(笑)
ここから物真似が続きアンコールとなる。
アンコールは獅子頭の上で「祭り」を熱唱・・・・・・すげぇなんだこりゃ(笑)
客席の通路にダンサーさんが下りて行き、そこで手拍子をしだす。
それから1部で演じていた役者さん達がステージに現れて(大空真弓さん達はいなかったと思う)エンディングを迎える。
エンディングになるとコロッケさんがミキティを呼び入れて両サイドに挨拶をし、最後に中央で挨拶をして緞帳が下りてきて終わる。
この時のミキティの手の振り方がねぇ〜本当に変わっていない。
多分おいらがどこで見ていたのか分からなかっただろうな。


こんな感じね。
2部は本当に楽しかった。
ミキティの歌もあるし。
舞台もよかった。
おいら、一番最後に客席から出て行った・・・・・後ろを振り返りつつ。
いやね楽しかったんだけどミキティの現場が以降どうなるのかさっぱり分からなくてひょっとしたら会えなくなるかもしれないって思うと複雑でね。
帰りながらずっとそればかり考えていた。
それと気になることが・・・・・・ヲタを全く見かけなかったんだが(滝汗)
今までミキティのイベント等で見かけたヲタをね・・・・・他の階にいたのかなんなのか。
もし、いなかったとなると・・・・・こりゃ本当にヤバイぞ。
次は千秋楽・・・・・・とにかく楽しめたらいいな。
席は微妙なところだけど(汗)


家に帰ってパソコンを見ると。。。。喜ばしいことが・・・・・・多分そうだと思うんだが・・・・・一応お礼を書いておくかな。
ありがとうね。
なんのことだかは想像に任せます。